アグリビジネスネットワークフェア②
2009年03月19日
前回は出張時のドタバタだけ書いて、見てきた内容を書かなかった。
・・・ので、今回は内容を少し。
このフェアは、おもに生産者が出展し、流通・小売業者が来場する。
マッチングのブースもあって、そこで商談もできるようになっている。
私は今回は視察目的だったので、商談はナシ。
多くの出展者が、農産物の場合は「無農薬」「減農薬」「有機栽培」、加工品の場合は「無添加」「無着色」「無香料」などを謳っていた。
でもなんかそれだけって感じ。(ちょっと上から目線ですが)
「有機栽培だからウマイ!」とか「無添加だから安い!」とかではない。
実際、有機栽培だから『高い』ことはあっても、『安い』ことはないように思う。
また、有機栽培のものと通常の栽培のものを食べ比べさせてくれるようなブースは一つも無かった。(つまり、他と比べてウマイのかどうかはわからない。)
『食』については、安全・安心は大前提だ。
だが、それに+αのウリをもっている出展者は非常に少なかった。
その+αを作っていくのはとても大変だろう。
でもそれは、とてもとても重要なことだと感じた一日だった。