景気に対する責任・・・
2009年01月06日
最近のニュースを見るにつけ、『景気ってなんだ?』って思う。
本当に政府は景気を良くする義務があるのか?
もちろん景気を下支えする政策や弱者に対する保障は政府がやるべきだ。
でも、政府に対して「景気を良くしてほしい。」っていうのは違和感を感じる。
だって景気が良いときに「政府のおかげで景気が良い。ありがたい。」って言葉は聞いたことがない。
あくまで政府のすることは側面支援だと思う。
景気は良くなったり悪くなったりする。
それは単なる事実で、そのこと自体に善も悪もない。
不景気の中でも業績を伸ばしている企業や組織は、それを政府の責任にしたりしていない。
もうひとつ。
本当に経営者は派遣労働者の契約を更新しなくてはならないのか?
もちろん契約期間内に一方的に契約を破棄するのは違法だ。
非難されて当然だと思う。
しかし、契約はあくまでも『契約』であり、契約期間満了後に契約を更新する義務はない。
もちろん、さまざまな事情の中で派遣労働者にならざるを得なかった人達もいるだろう。
彼らを非難するつもりはない。
しかし、今の状況を『政府が悪い』とか『経営者が悪い』と言うのも違うのではないか。
「景気に対する責任」
それはいったい誰が負うべきなのだろう・・・。
いや、そもそもそんな責任って本当にあるのだろうか?
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