とうもろこしや桃・梨など旬の果物の通販。フルーツ王国山梨より産地直送
山梨のとうもろこし きみひめ 旬果市場 山梨のとうもろこし きみひめ 旬果市場

下曽根の史跡散策会に参加しました

2019年04月12日

遅ればせながら、3月23日に参加した史跡散策会の報告をさせていただきます。

こうふ500年の一環で行われたイベントで、旬果市場がある中道地区自治会主催で、散策場所は銚子塚古墳の周辺の神社仏閣をめぐるコース。

私個人は昔から歴史関係が好きなので、詳しい先生付きのこの散策に参加できてv(^^)v

当日、下曽根中集会所に集合、正直参加人数は少ないんじゃないかなと思っていたのですが、それでも十数人の参加者がいらっしゃいました。

 

コースはこんな感じで。

 

まず、実際寺ですがここは、昔武田信守(信虎の曽祖父)の弟、下曽根賢範の館跡で今でも、館の周辺にあった土塁と堀の跡が残されていて、当時の武家屋敷の名残を感じることができました。

福歳大神社は、下曽根賢範の創建と伝わる神社で、ここでは普段決して見ることができない本殿に扉を見ることができました。この扉は信玄の弟の逍遙軒信綱が描いたもので、当時、貼った金箔が今でもしっかりと確認することができました。    これは、本当に貴重な資料なので、みんなものすごい勢いでのぞき込んでいました。

次の法地院では、県内唯一の阿弥陀来迎像を線刻した石像が鎮座してました。正直言って、先生が来迎図の写真を見せてくれなければ、これが来迎図だとは気付けませんでした。(;・∀・)太陽が彫ってあるのかと思いました。

 

円明寺、浄照時では昭和20年に起きた水害の話を聞き、浄照時にある犠牲者の碑には、子供が多くいることに驚きました。 ちなみに浄照時には、信虎に名酒を献上したとゆう記録があり、武田時代他のの古書等には甲府でお酒を造った記述がないことから、ここで、酒造が行われていたかもしれないそうです。

次に待ってました!!銚子塚古墳・丸山塚古墳です!!

県内最大はもちろん、前期古墳時代のものでは東日本最大の前方後円墳。出土品も多く、当時の大和政権との深いつながりを感じることから、その時代の甲斐の国の王の墓とされています。

先生たちはこの場所が駿河から甲府に入る最短の道の首根っこの部分であり、甲府における重要地点であることから、ここに古墳を立ててのではないかとの見解でした。

さて、見たことはあっても登ったことがなかった銚子塚古墳!!けっこう高いです!

 

あいにく空模様がよくなかったので、眺望は残念でした、

昔はここに竪穴があって子供のころに入っては、丸山塚古墳につながってるんじゃないかと探検したと楽しそうに話しているおじ様たちがいましたが、普通は怖くて入れませんよ(;´・ω・)

丸山塚古墳は、皆さんお疲れなので、登らずぐるっと回って終わり、公園には郷民擁護碑および丸山の碑があり2019年2月に県指定文化財に指定されたそうです。郷民擁護碑には古墳を大事にしないと祟るとまで書いてあり、古墳を昔から大事にしてるんだなと怖いくらいに感じました。:;(∩´﹏`∩);:

興味があってもなかなか見て回ることができなかった下曽根を、ゆっくり見て回り勉強することができて、とても楽しい体験をさせてもらいました。またこういった機会があればぜひ、参加してみたいです。

歴史は伝え続けなければ、学ぶことができないので、もっとたくさんの人たちが、参加してくれるといいですね。